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3DS「逆転裁判5」事件の始まりは法廷崩壊……

発売日:7月25日

価格:5,990円

すでにイベントなどでも明らかにされているが、事件の始まりは法廷崩壊から始まる……

 カプコンは、7月25日の発売を予定している法廷バトル「逆転裁判5」の情報を公開した。価格は5,990円。

 すでに各種イベントなどのトークなどで明らかになっているが、「逆転裁判5」は法廷の崩壊した姿から始まる。成歩堂龍一は第1話の「逆転のカウントダウン」で8年ぶりに弁護に挑むこととなるが、その舞台は崩壊した法廷からのスタートとなる。

 そして第1話の被告人として法廷に立つのは女子高生の森澄しのぶ(もりずみ しのぶ)。自然を愛し森に住みながら畑であらゆる種類の作物を育て周りに差し入れする、ひかえめで心優しい女の子。身体が弱く緊張すると発作を起こしてしまうという、とても事件とは関係のなさそうな被告だが、なぜ法廷に立つことになったのだろうか? 8年目というブランクもあり、成歩堂龍一の久しぶりの弁護は波乱の展開となりそうだ。

 そして、8年ぶりに法廷に戻った成歩堂龍一の前に立ちはだかるのが、亜内文武(あうち ふみたけ)検事だ。シリーズをプレイしてきたプレーヤーであれば「亜内」という名字に聞き覚えがあるだろう。しかし、スーツを着こなしてサングラスを掛けているなど、細かい点で違っている。そう、彼はこれまで登場していた亜内武文検事の弟なのだ。成歩堂龍一は、兄の復讐を目論んでいる彼と法廷バトルを繰り広げることとなる。

森澄しのぶ「あたし、緊張するとすぐに発作が……ケホッ。森の中だったら、こんなことないんだケホッ」
亜内文武「インネンかシュクゴウか……。兄の受けたクツジョク。私が晴らせていただきます!」

成歩堂と法廷で対峙するベテランの検事。自信満々な態度だが、カンロクはあまり感じられない。かつて成歩堂にコテンパンに打ち負かされた亜内武文(あうち たけふみ)検事の弟で、兄の復讐をもくろんでいる。表向きはジェントルな態度でふるまうが、ネチネチしたしつこさで証人や弁護士を追い詰めようとしてくる、何かとイヤミな相手

 崩壊した法廷からのスタートという衝撃のスタートとなる本作だが、「逆転裁判4」で主人公を務めた王泥喜法介も冒頭から痛々しい姿で登場する。

 表情は凛々しい雰囲気だが、眼帯や腕には包帯を巻き、怪我をしているようだ。なぜこのような怪我を負ってしまったのか? そして、肩に羽織っているジャケットはこれまでとは違った見覚えの無いようなデザインだが、果たしてどのような経緯でこのジャケットを着るようになったのだろうか?

 謎に包まれた展開だが、ますますゲーム本編のストーリーが気になるところだ。

【王泥喜法介】

(船津稔)